南米パラグアイの
ニホンガッコウ


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2015.11.24


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全体像


教材
上級編


@ 南米のパラグアイの首都に「ニホンガッコウ」という校名の私立学校があります。教育の柱は「規律正しさ」と「正直さ」。日本人の長所を学校教育の中心に据えた学校で、幼稚園から大学まで約2,600人が学んでいます。

A この学校は、横浜国立大学に留学したことがあるオルテガさん(63)と、妻のアルバレンさん(58)が、1993年に開設。日本に滞在中、日本人が駅やトイレで整然と行列を作ったり、働き者で時間に正確、責任感が強いことなどに感銘を受けて、こういう国民に育てたいと学校設立を決意したそうです。

B 校章には「がんばってください」と日本語が記され、校内にはあちこちに「ようこそ」「苦あれば楽あり」などと、日本語の掲示物があります。日本文化を学ぶ授業が毎週1〜2時間組まれており、日本語を学んだり折り紙を習ったりしています。クラブ活動では、日本舞踊・茶道・生け花などが設けてあります。オルテガさんは「この学校で学んだ規律正しさ、正直さなどの価値観が、将来 必ず役立ちます。」と話しています。

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