大流行
エボラ出血熱


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2015.10.8


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中級編


@ 世界を恐怖に陥れている「エボラ出血熱」は、かかったヒトの半数が死ぬと言われています。エボラ出血熱が最初に発見されたのは、西アフリカのエボラ川のほとり。今から約40年前、1976年のことです。高熱を発するとともに、鼻や口や耳などから血を流して死ぬことから「エボラ出血熱」と名付けられました。

A 今回の流行は10回目。2年前の12月、アフリカのギニアで2歳の男の子かかり、死亡しました。その家族も次々死にました。これが去年2月頃、大きな街に広まったため、一気に患者が増えました。これまでと比較にならない大規模な流行となりました。     

@ 感染の仕方は、インフルエンザが空気感染であるのに対して、エボラ出血熱は体液感染です。流行防止の対策は、隔離(病人を病室から出さない)しかありません。
※ 体液感染 =だ液・汗・尿などによって、病気が人にうつること。
D 治療薬ですが、残念ながら開発中です。ただ、アメリカに未完成の薬があります。日本のインフルエンザ薬(ファビピラビル)が有効という説もあります。

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