燃える氷
メタンハイドレート


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2015.10.1


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教材
中級編


@ メタンハイドレートは、死んだ動物や植物から出た「メタン(ガス)」と水からできており、一見すると氷のようで、さわると冷たい物質です。しかし、大量のメタンを含んでいるため、火を点けると勢いよく燃えて、最後は水しか残りません。そのため、メタンハイドレートは「燃える氷」と言われています。

A メタンハイドレートは、温度が高かったり、圧力が低かったりすると、メタンと水に分解します。したがって、温度が低く高い圧力の場所でしか状態を保つことができません。そのため、水深500メートル以上の深い海底の下にしか存在しないのです。

B 日本でも、隠岐の島周辺、北海道の南、佐渡島周辺などに、たくさんのメタンハイドレートがあることが分かってきました。近年、採掘技術(掘り出す技術)がどんどん進化して、採算(もうけ)が取れるまで、あとひと息というところまで来ています。

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コメント
石油を輸入に頼る日本にあって
大きな朗報です。
アメリカ・カナダでは
すでに採掘が始まっているそうです。
日本の技術力に期待です。