指導者サンプルプレゼン
鬼怒川が決壊⇒氾濫


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2015.9.16


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赤来中では全学年
夏休み中の課題として
新聞の記事を選んで図式し
コメントを書く学習が課せられました。
2学期最初の「要約学習」は
その発表会です。
発表会に先立って
指導者(私)が
サンプルプレゼンをしました。



〜1年生向け〜

全体像


以下に教材化もしました。
プレゼン時は
音声言語的表現で行いましたが
以下の教材については
文字言語的表現に直して
書きつづりました。

教材
上級編


@ 台風18号の影響を受け、栃木・茨城の両県を流れる「鬼怒川」流域が長時間にわたって集中豪雨に見舞われました。その結果、耐えきれなくなった9月10日深夜0時50分、 延長201mにわたって常総市三坂町地先の堤防が決壊しました。

A 決壊した場所を中心に、常総市の住宅地は濁流が押し寄せるという恐ろしい被害に遭いました。浸水した家屋は約7,000戸、押し流される家屋、おびただしい数の水没した道路・車、収穫直前の田畑など、甚大な被害を出しました。屋根などに避難した住民は、自衛隊のヘリ38機によって助け出されました。その数、約1,200人に上りました。被害にあった地域は、断水や停電もあります。住民の皆さんの多くは、常総市が準備した避難所での生活を余儀なくされました。

B 近年、台風が巨大化したり、以前はほとんど見られなかった竜巻が発生したり、今回のような集中豪雨があったりと、気象が極端化してきています。その原因は、地球温暖化にあると指摘する研究者が少なくありません。

C ところで、今回のような被害を出さない対策としては、したがって温暖化防止の取組が欠かせません。また、これまで洪水対策として行われてきた「堤防ををどんどん高くする」という施策を見直す必要があります。例えば、遊水池を作る方法があります。遊水池とは、洪水時の河川の流水を一時的に氾濫させる土地のことです。上流・中流の各所に遊水池を作ることによって、一気に川の水が下流に流れ下ることを防ぐことが出来ます。

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コメント
毎年のように起こる
集中豪雨による水害。
なかなか特効薬はないとは思います。

遊水池という方法は
戦国時代から行われていた
洪水を沈める一つの方法です。

ここらあたりで
洪水の高さと堤防の高さの
イタチごっこと決別する必要があります。