隠岐島前高校
町外志願者急増!


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2015.01.27(火)


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山陰中央新報
2015.01.22




全体像






志願者急増


 隠岐島前高校では、推薦入試の志願者が激増しています。2015年度の志願者は、募集24名に対して 55名(倍率 2.5倍)。うち、県外が52名を占めています。上の一覧表のように、2010年度から「魅力化プロジェクト」をスタート。県外生募集に本腰を入れ、推薦入試で門戸を開いてきています。初年度は志願者はありませんでしたが、翌年度から徐々に増え、ついに2015年度は志願者を大きく上回る志願者がありました。

 同校は、東京・大阪・広島で学校説明会を開いたほか、行政主催の「U・Iターンフェア」を開いて、島留学を促してきました。また、マスコミで取り上げられることも多く、これが志願者増加の一因と見られています。同校の全校生徒数は、最も少なかった 2008年度の 89人から、2014年度は 156人にまで増えてきています。この間、学年1学級から2学級に学級増にもなっています。

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コメント
右肩上がりどころか
昨年度と比較して2.3倍増!
地域挙げて取り組んでおられる
その成果です。

振り返って
地元;飯南高校でも
生徒募集に力を入れてきています。

従前は町外からの入学生は
皆無の状況でしたが
10年前頃から微増傾向にあり

ついに昨年入試では
飯南高校開校以来
初めて80名の定員を
受験生がオーバーしました。

町内生より町外生が多いという
これまた開校以来
初めての出来事でした。

隠岐島前高校(海士町)と同じく
地域挙げて
生徒募集に取り組んできた
その成果です。

ただ
今年の状況は
一転して苦しい現状にあります。

今年は
町内の3年生が谷底のように
少ない年(36名)です。

その上
町外からの受験生も
激減の見込みです。

せめて50名の入学生を!
と願っていますが……。

今後
町内生は学年30人を
割り込む状況も出てきます。

そういう現状にあって
学年2学級維持に向けて
さらに一段と
生徒募集に知恵を絞るとともに
飯南高校の魅力化アップを
地域挙げて
取り組んでいく必要があります。

視野は隠岐島前高校と同じく
県外生の呼び込みだと
私は思っています。

都会の中学校に通う生徒の中には
必ずや
田舎の高校生活に
あこがれている生徒が
いると確信しています。

海の隠岐島前高校
そして
山の飯南高校

これが
目指す生徒募集像です。