海中都市
オーシャンスパイラル


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2015.01.21(水)


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朝日新聞
2015.01.09



全体像






教材
上級


@ 人類初、深海で生活出来る、海中都市「オーシャンスパイラル」の構想が発表になりました。巨大なボールの浮力で支えるので、津波も台風も大丈夫です。建設費は3兆円、提言したのは清水建設です。現在のところ構想だけではありますが、2030年頃には実現の見込みです。温暖化による海面上昇への対応、人口減の離島対策などで、需要があるだろうとのことです。

A このオーシャンスパイラルは、巨大な3Dプリンターを使って建設します。材料は、樹脂を混ぜ合わせたコンクリートです。樹脂は地上では燃えますが、海中なので大丈夫です。

B 居住空間は、海中にぷかぷか浮かぶ、直径200メートルの巨大ボールです。アクリル製で造られており、5,000人が暮らせます。この巨大ボールの下部から、らせん通路が4,000m〜5,000mの海底まで続きます。海底までは備え付けのゴンドラで移動します。巨大ボールと海底とはケーブル(太くて強い綱)で接続されており、漂流することはありません。

C 海底には、潜水艇の港が設けられています。また海底工場も建設されており、微生物からメタンガスを精製したり、希少金属を採掘したり出来るようになっています。

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コメント
海中に浮かぶ
巨大ボールの中で生活。
う〜〜〜ん
個人的には住みたくはありません。

でも
深海までゴンドラで移動し
その海底にうごめく
深海生物が観察できることには
とても興味があります。

それにしても
3兆円ですか、……。
そこまでして
海の中で暮らしますかね?

なお
教材としては
奇想天外?
子ども達に読ませる価値はあります。