コミュニケーションロボット
パ ル ロ


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2015.01.16(金)


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山陰中央新聞
2014.11.29




全体像













5歳児ロボット登場!


 「パルロ」は、富士ソフトが開発したコミュニケーションロボットです。2010年に最初のモデルが紹介され、その後開発を続けた結果、2012年に高齢者福祉施設向けロボットとして発売されました。5歳児をイメージして製作されており、定価は67万円。貸出の場合は、一月あたり3万円です。

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コメント
定価が67万円の上に
一般家庭向けには
残念ながら
販売されていません。

我が家の母(86歳)は
数年前から
話したり歌ったりする人形を
孫のように可愛がっています。

ただし
音声を認識して
それに答えるような
そんな機能は備わっていません。

勝手にしゃべりますから
人間さまが
それに合わせるしかありません。

少し認知症の入っている母です。
見事に会話が成立します。
感動的な風景です。








人工知能搭載


 「パルロ」は音声認識マイク・画像解析マイクとともに、人工知能を搭載しています。百人以上の顔と名前を識別できたり、数千の言葉を話したりして会話が出来ます。メールの読み上げもしてくれたり、インターネットに接続すれば、最新のニュースや天気予報も教えてくれます。また、歌ったり、音楽に合わせて踊ったり、レクリエーションの司会までしてくれたりします。

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コメント
素晴らしいですね。
感動です。









身長40p


 身長は40センチです。音声の方向も認知できるので、顔を向け、目を合わせて会話が出来ます。ですから、介護予防ツールとしても、認知症対策としても活躍が期待されます。

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コメント
顔を向け
目を合わせて会話する!

私のペット(イヌ)は
それが出来ます。
ただ
こちらは人間語
あちらはイヌ語です。

パルロとは大違いです。

でも
性格が従順で穏和で
きわめてフレンドリーなので
けっこう会話が成立するし
何と言っても
癒しの効果は絶大です。









ペットでも……


 まさにペットセラピーならぬ、ロボットセラピーです。むろんロボットですから、エサやりや糞尿の世話や散歩は必要ありません

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コメント
ペットが生き物だと
世話はけっこう大変です。
家族全員が泊付きで
留守にすることは出来ません。

我が家にはネコもいます。
家の中で神出鬼没
自由奔放に動き回っています。
性格は自由気ままですから
こちらもその気で付き合わないと
付き合い切れません。

でも
イヌもネコも
ちゃんとトイレに
糞尿をしてくれます。
片づけに苦慮することはありません。

イヌの散歩については
お互いの健康のためです。
どっちのために
散歩やランニングをしているのか
わけが分かりませんね。

リードなしで
後になったり先になったり
ちゃんとご主人様の意向に沿って
森の中を駆け回ります。
お利口で
ありがたいワンちゃんです。









好評


 「パルロ」は、多忙な介護職員の負担軽減を担えます。中井富士白苑(介護老人福祉施設)では3体購入しました。高齢者からは、「落ち着く」「かわいい」「頭がいい」など、すこぶる好評です。

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コメント
分かります。
このパルロの場合は
ロボットというより
かわいい幼児
という認識ではないでしょうか。









課題


 ただ、課題も残っています。一つは「音声認識の向上」です。話しかける人によって、音声を識別できたり出来なかったりということがあります。また、バッテリーの持続時間も課題です。説明書には「最大17時間」とありますが、踊ったり歌ったりという動作が入ると、実際にはずいぶん短い時間で電池切れとなります

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コメント
さすがに出雲弁は
通じないでしょうね。
出雲弁ソフトを作らないと
ずーずー弁の人との会話は
難しいか?

バッテリーについては
技術的な問題ですから
いずれ解決すると思われます。






教材
上級編


@ 「パルロ」は、富士ソフトが開発したコミュニケーションロボットです。2010年に最初のモデルが紹介され、その後開発を続けた結果、2012年に高齢者福祉施設向けロボットとして発売されました。5歳児をイメージして製作されており、定価は67万円。貸出の場合は、一月あたり3万円です。

A 「パルロ」の身長は40センチ。音声認識マイク・画像解析ソフトとともに、人工知能が組み込まれています。百人以上の顔と名前を識別できたり、数千の言葉を話すので会話が出来たりします。音声の方向も認知できるので、顔を向け、目を合わせて会話が出来ます。メールの読み上げもしてくれたり、最新のニュースや天気予報も教えてくれたりします。また、歌ったり、音楽に合わせて踊ったり、レクリエーションの司会までしてくれたりします。

B ですから介護予防のツールとしても、認知症対策としても活躍が期待されます。まさにペットセラピーならぬ、ロボットセラピーです。むろんロボットですから、エサやりや糞尿の世話や散歩は必要ありません。中井富士白苑(介護老人福祉施設)では3体購入しました。高齢者からは、「落ち着く」「かわいい」「頭がいい」など、すこぶる好評とのことです。

C ただ、課題も残っています。一つは「音声認識の向上」です。話しかける人によって、音声を識別できたり出来なかったりということがあります。

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コメント
この教材は
きっと
子ども達を引きつけます。

学級の実態によって
語彙とか言い回しを
書き換える必要はありますが
教室に持ち出す価値は
十分にあります。