インフルエンザ
予防と対策


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2015.01.16(金)


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山陰中央新聞
2015.01.07




全体像






教材
中級編


@ インフルエンザが流行し始めています。特徴としては、38度以上の高熱・倦怠感・関節痛・咳・鼻水が挙げられます。とりわけ発熱については「二峰性発熱」と言って解熱の後、再び高熱が出ることがあることです。少なくとも軽傷で済むためには、ワクチン接種が有効です。ただ、効果が出るまでに2週間かかる上、効果は半年間です。

A 日頃から留意する予防対策としては、次の4点が挙げられます。一つはマスクです。気を付けることは使ったら捨てることと、花粉症対策のマスクは網目が大きいので要注意ということです。咳が出る場合は、エチケットとしてマスクは欠かせません。二つ目は手洗いです。水洗いでもいいのですが、石けん水の方が消毒になるので有効です。

B 三つ目はアルコール消毒です。トイレのドアノブや台所の各所など、アルコールを含ませたフキンで拭きます。四つ目は湿度対策です。乾燥すると喉や鼻の粘膜の防御機能が落ちます。部屋に加湿器を置くとか、洗濯物を干すとかするとよいでしょう。

C インフルエンザにかかったと思ったら、速やかに医療機関にかかりましょう。特効薬のタミフルやリレンザの投与は、発熱から48時間以内が原則です。乳幼児や高齢者は重傷化しやすかったり、中耳炎や肺炎を併発することがあります。要注意です。

D ちなみに「学校保健安全法」では、出席停止期間は発症後5日間、かつ解熱後2日間と定めています。

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コメント
今年は年末から
県内では流行が始まっています。

ここ飯南町では
例年は3月頃がピークなのに
すでに
学級閉鎖が複数に上っています。

こういう時期にあたって
予防対策の文章を読んで
何も見ずにプレゼンする体験は
大いに意味があります。

まさに生活から入って
生活に戻っていく
要約学習の神髄です。