スペイン最新鋭施設
太陽
発電


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2015.01.09(金)


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週刊朝日
2015.01.16号




全体像













太陽発電


 スペイン南部では 2007年から世界最大級の「太陽発電」が行われています。東京ドーム55個分の広さを誇り、スペイン電力全体の2%(180メガW;4万世帯分)を賄っています。1998年の「FIT」(固定価格買い取り制度)がスタートしてから、一気に太陽熱発電が広がりました。

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コメント
太陽光発電ではなくて
太陽熱発電。
日本では行われていないのでは?

太陽熱を活用したシステムでは
以前我が家では
風呂に活用していました。
晴れた日など
90度前後の湯が
ふんだんに風呂で使えていました。

スペインでは
光を一点に集めて
強力なエネルギーで
液体を熱するシステムのようです。
太陽追尾の鏡とはハイテクですね。
考えました。









発電方法


 この太陽熱発電所は、100mを越える巨大タワー2本を備えています。平面鏡2,000枚が太陽を追尾し、タワー上部の集熱器に光を集めます。この方法でタワー内部を循環している液体を加熱するのです。熱された液体を使って蒸気を発生、発電タービンを回します。この施設には「蓄熱機」も備わっており、夜間も発電が出来ます。

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コメント
夜間も発電できるところが
これは
大きな売りです。









発送電分離方式


 スペインでは(日本では実現していない)「発送電分離方式」を採用しています。送電については、スペイン唯一の送電会社「REE」が請け負っています。全国32か所の電力会社と光ファイバーで結び、電力を中央制御しています。

 ここでは、そのときどきの天候・風力などを電算処理。電力需要をリアルタイムで計算しています。これによって、不安定な太陽光発電・風力発電を無駄なく活用するとともに、推力・火力の調整を行っています。

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コメント
日本も
ぜひ
このシステムを導入してほしいものです。

そうすると
不安定な太陽光発電
風力発電などの欠点を
取り除くことが出来ます。

その分
火力発電の稼働率を
低くすることが出来ます。









再生可能エネルギー比率


 先進国の再生可能エネルギー比率は上位から、26% スペイン、21% ドイツ、14% イギリス、6% アメリカ、5% フランス、2% 日本 となっています。

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コメント
先進国では
だんぜん最下位を誇っています。
情けない話です。
困ったことです。






教材
中級編


@ スペイン南部では 2007年から世界最大級の「太陽発電」が行われています。東京ドーム55個分の広さを誇り、スペイン電力全体の2%(180メガW;4万世帯分)を賄っています。1998年の「FIT」(固定価格買い取り制度)がスタートしてから、一気に太陽熱発電が広がりました。

A この太陽熱発電所は、100mを越える巨大タワー2本を備えています。平面鏡2,000枚が太陽を追尾し、タワー上部の集熱器に光を集めます。この方法でタワー内部を循環している液体を加熱するのです。熱された液体を使って蒸気を発生、発電タービンを回します。この施設には「蓄熱機」も備わっており、夜間も発電が出来ます。

B スペインでは(日本では実現していない)「発送電分離方式」を採用しています。送電については、スペイン唯一の送電会社「REE」が請け負っています。全国32か所の電力会社と光ファイバーで結び、電力を中央制御しています。ここでは、そのときどきの天候・風力などをコンピュータ処理。電力需要をリアルタイムで計算しています。これによって、不安定な太陽光発電・風力発電を無駄なく活用するとともに、推力・火力の調整を行っています。

C ちなみに、先進国の再生可能エネルギー比率は上位から、26% スペイン、21% ドイツ、14% イギリス、6% アメリカ、5% フランス、2% 日本 となっています。

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コメント
太陽熱発電については
私も知りませんでしたが
きっと
子ども達も知らないと思います。
ぜひ
教室に持ち出したい教材です。