人口減少を越えて
地方が起こす新産業


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2015.01.08(木)


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山陰中央新聞
2015.01.08




全体像













焼け石に水


 女性の出産年齢は、2010年と20160年とを比較すると60%減の見込みです。人口の急減と高齢化の流れは、これは止めようがありません。政府は出生率を上げる政策を打ち出していますが、もはや「焼け石に水」です

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コメント
6割減とのこと、……。
しかし
人口の減少は
マイナスばかりではないはずです。








人口減少を前提に


 これからの社会は、人口減少を前提にして「社会経済システム」へと移行すべきです

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コメント
全く同感です。
今や
右肩上がりの世の中ではありません。









財政出動は縮小せよ!


 人口急減は、労働人口の急減を伴います。税金を払う人も減ります。したがって、財政出動の規模を縮小すべきです。行政サービスを低下させろというのではありません。あわせて、無駄を徹底して無くす努力が必要です。例えば介護サービスにおいては、贅沢な施設を止めたり、中間の民間業者の取り分を縮小したりします。

 人口減少社会においては、大量生産大量消費の高度成長時代のやり方ではダメです。独創性のある商品開発が不可欠です

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コメント
難しい舵取りです。
右肩上がりのときは
いけいけどんどん
笑顔も羽振りも出てきます。

しかし
右肩下がりは
暗いイメージが付きまといます。









東京一極集中


 東京一極集中が問題になっています。政府もここへのてこ入れを始めています。しかし、この現象は日本だけではありません。欧州の打開例を観てみますと、大都会で能力を磨いた30代半ばの若者が、子連れで地方へUIターンしています。

 地方は地方で、単純労働者しか生まない工場誘致は止めるべきです。その地方独特の産業を創出すべきです。付加価値のある地場産業を興すべきです

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コメント
地方から若者が流出する
大きな要因の一つが
仕事です。

農業が衰退した現状にあって
各地方において
魅力ある産業(仕事)が
創出できるかどうか?
ここが大きな鍵となっています。








教材
上級編


@ 女性の出産年齢は、2010年と20160年とを比較すると60%減の見込みです。人口の急減と高齢化の流れは、これは止めようがありません。政府は出生率を上げる政策を打ち出していますが、もはや「焼け石に水」です

A 人口急減は、労働人口の急減を伴います。税金を払う人も減ります。したがって、財政出動の規模を縮小すべきです。行政サービスを低下させろというのではありません。あわせて、無駄を徹底して無くす努力が必要です。例えば介護サービスにおいては、贅沢な施設を止めたり、中間の民間業者の取り分を縮小したりします。

B 東京一極集中が問題になっています。政府もここへのてこ入れを始めています。しかし、この現象は日本だけではありません。欧州の打開例を観てみますと、大都会で能力を磨いた30代半ばの若者が、子連れで地方へUIターンしています。

C 地方は地方で、単純労働者しか生まない工場誘致は止めるべきです。その地方独特の産業を創出すべきです。付加価値のある地場産業を興すべきです
。人口減少社会においては、大量生産大量消費の高度成長時代のやり方ではダメです。独創性のある商品開発が不可欠なのです。

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コメント
内容的に上級編としました。
ただ
小中学生にとって
人口減に対応した施策については
幅広い視野で
知識を得たり
考えをめぐらしたりする必要があります。

この教材だけ
ぽんと提示したのでは
薄っぺらな教養となりかねません。

あわせて
政府の施策などの教材も
持ち出す必要があります。





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