山陰の大学発ベンチャー
地域経済振興を図る


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2014.12.31(水)


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山陰中央新聞
2014.12.29




全体像













大学発ベンチャー


 ベンチャービジネスとは、新技術や高度な知識を軸に、大企業では実施しにくい創造的・革新的な経営を展開する中小企業を指します。この度、山陰にある国立大学(鳥取大・島根大)が保有する研究成果をビジネス展開に生かそうとする試みがスタートしました。

 それを下支えするのが、山陰合同銀行です。2015年1月、投資ファンドを設立し、両大学に10.2億円の投資を行います。その際、山陰合同銀行は投資するだけではなく、「目利き役」としての役割を演じます。「シーズ」(種;大学の研究成果)と「ニーズ」(需要)の結合をどう図るか、アドバイスします。

 島根県は、開業率は全国最下位ランクにもかかわらず、廃業率は全国最多となっています。この取組に期待するところ大です

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コメント
山陰合同銀行も
地域の銀行として
ひと役果たそうと乗り出しました。
うまく行けば
地域の活性化につながり
銀行にとっても飛躍します。








内容


 大学は研究成果(技術)を有していますが、販売や資金調達などビジネスに展開する段階で挫折することが少なくありません

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コメント
せっかくの研究成果です。
実際に商品にして
地域に提供する意味は
計り知れません。









有する研究成果


 鳥取大学では、再生医療・医療機器開発・乾燥地農業研究などで研究成果を有しています。島根大学では、太陽光パネルの熱効率向上・馬車型電気自動車・土質改良などで研究成果を有しています。

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コメント
田舎の大学でも
あるんですね。
大学は学生を育てる機能と
研究を進める機能とありますから
当然ではありますが、……。









投資ファンド


 投資ファンドは、リスクマネーと言われています。高いリスクを伴いながら、高い運用収益が求められる投資へ投入される資金のことです。不確実性が大きい反面、成功すると高い運用収益が得られます。今回の取組が、地域経済振興の指導力になることを期待しています。

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コメント
いやはや
何と言っても20億円ですからね。
銀行も必死になって
手を挙げた人を精査し
下支えすることになりそうです。







教材
中級編


@ ベンチャービジネスとは、新技術や高度な知識を軸に、大企業では実施しにくい創造的・革新的な経営を展開する中小企業を指します。この度、山陰にある国立大学(鳥取大・島根大)が保有する研究成果をビジネス展開に生かそうとする試みがスタートしました。

A 鳥取大学では、再生医療・医療機器開発・乾燥地農業研究などで研究成果を有しています。島根大学では、太陽光パネルの熱効率向上・馬車型電気自動車・土質改良などで研究成果を有しています。ところが、大学は研究成果(技術)を有していますが、販売や資金調達などビジネスに展開する段階で挫折することが少なくありません。

B それを下支えするのが、山陰合同銀行です。2015年1月、投資ファンドを設立し、両大学に10.2億円の投資を行います。その際、山陰合同銀行は投資するだけではなく、「目利き役」としての役割を演じます。「シーズ」(種;大学の研究成果)と「ニーズ」(需要)の結合をどう図るか、アドバイスします。特に島根県は、開業率は全国最下位ランクにもかかわらず、廃業率は全国最多となっています。この取組に期待するところ大です


C なお、投資ファンドは、リスクマネーと言われています。高いリスクを伴いながら、高い運用収益が求められる投資へ投入される資金のことです。不確実性が大きい反面、成功すると高い運用収益が得られます。今回の取組が、地域経済振興の指導力になることを期待しています。

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コメント
内容的には上級編だと思います。
まずは
小中学生には
あまり関心がない題材です。

個人的には教材として
子ども達に読んでほしいのですが
教室に持ち出すには
ややためらいがあります。