衆議院選挙
次期政権に課題山積


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2014.12.03(水)


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全体像










減速経済


 アベノミクスによる円安と、4月の消費税の増税によって、物価高に向かっています。そのため、実質的賃金はどんどん目減りしています。それが、国民の「節約」という形になって出ているようです。

 このたび、GDP(国民総生産)7月〜9月期の実質成長率が、ー1.6%と発表になりました。4月〜6月期は消費税増税があったため ー7.3%は仕方ないとして、
未だにマイナス成長の発表に、驚いたり危機感を感じたりした日本列島です。

 まさに「減速経済」の昨今です。この上は、実質賃金上昇の経済環境を期待します。

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コメント
アベノミクスは
思いがけない
円安と株高をもたらしました。
トヨタなど
輸出産業は空前の利益を得ました。
世界第3位の売上利益獲得です。

それ以上に
マネーゲーム関係の人たちは
大きな利益を
得たことでしょう。

しかし
それに対して
一般国民の懐は
いっこうに豊かにはなりません。
消費税導入後は
先々の不安から
財布のひもが堅くなったようです。

国の借金も
ふくらみ続けるばかりです。








国の借金


 9月末、国の借金は 1,038兆円になりました。12月1日には、アメリカの格付け会社が、日本国債を一段階下げました。再増税延期となり、財政再建の見通しが立たなくなったことなどが理由です。もはや、社会保障の効率化、歳出削減、税収確保策は待ったなしです。

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コメント
国の借金が 1,038兆円!
ピンと来ません。
泥船に乗ったようなものです。

行き先がどうなるのやら?
いつ・だれが・どうやって
これほど膨らみ上がった
国家の借金を返すというのでしょうか?

アメリカの格付け会社が
日本国債を一段階下げました。
何か不吉な風を感じます……。







TPPは?


 農業・通商分野においては、TPP問題があります。2015年前半の合意を目指していますが、牛肉・豚肉などの聖域はどうなるのでしょう? JA全中が抵抗している農協改革はどうなるのでしょうか? 

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コメント
TPP参加は
避けて通れない命題となっています。
お互いの利益がぶつかり合う
TPP交渉現場。

日本の言い分だけが
通るとは
誰も考えてはいません。

参加した場合の
日本の農業の進路について
政府とJA全中とは
ただ対立しあうだけでなく
共通する命題
日本の農業をどうすべきか!?

真摯に向き合ってほしいと
念じてやみません。








避けて通るな!


 各界の声を紹介します。「国民の痛みを伴う政策について議論せよ!」、「社会保障については、野党も展望を語れ!」、「今、選挙すべき時か?」、……。

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コメント
選挙の目的は
政治家にとっては
当選することです。

しかし
都合の悪い
国の借金問題
社会保障制度のあり方
TPP問題などは
どちらかというと
トーンダウンしています。

国民にとっては
与党か野党か
選べる手段は
二者択一でしかありません。

自分の声が届く実感は
ほとんどないというのが
正直なところです。