蓄電器の役を目担え
揚水発電所

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2014.11.6(木)


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〜http://www.nuketext.org/mondaiten_yousui.htmlより引用〜


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上級編


@ 今、「揚水発電」が見直されています。揚水発電は、夜間は余った電力を使って、低い土地から高い土地にポンプで水を汲み上げます。電力がたくさん使われる昼間は、高い土地から水を落として、通常の水力発電のように水車を回して発電します。これによって電力エネルギーが3割失われますが、電力の需給の差を巧みに活用したシステムです。揚水発電所は国内に40か所あり、総電力は 2,600万Kw(世界最大)です。が、現在の利用率はわずか 3%に過ぎません。

A ところで、太陽光発電の送電線への接続について、九州電力や東北電力など電力5社は、「新規の受け付けをしばらくはしない」と発表しています。天候に左右される太陽光発電は、供給が不安定なので、ある程度以上に増やすと「電力安定供給」が困難になり、大規模な停電を引き起こすとしています。せっかく国を挙げて取り組んでいる「再生可能エネルギー」に水を差した格好です。

B 電力は、現在のところ大規模な蓄電装置が実現していません。そこで注目されたのが「揚水発電」です。余った太陽光発電による電力を使い、ポンプで揚水発電所の高いところに水を汲み上げます。つまり、蓄電します。こうすれば、必要なときに必要なだけ電力を供給できるというわけです。

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コメント
こんな方法があるとは!
発想力ですね。
ちょっと考えれば思いつく
しかし
凡人には思いつかない
素晴らしいアイデアです。

揚水発電ほどのスケールの
蓄電池を製作できるのは
はてさて
何年後でしょうか?

そう考えると
嬉しくなってきました。