本はなぜ読むの?
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2014.10.31(金)


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教材
初級編


 本を読むとなぜいいのか? 「知識を得るから」と答えた大人がいますが、今ではテレビもインターネットもあります。「楽しいから」と教えた大人がいますが、アニメやゲーム、ネットの方が楽しいという子どもにはぴんと来ません。「文字が覚えられる」と言った大人がいますが、それならネットやゲームでも覚えられます。

 読書は想像力・思考力・創造力を鍛えます。アニメやゲームは視覚的に映像が見えます。想像力などは不必要ですから育ちません。読書は、文字を読みながら風景・心情・空気感などを思いめぐらします。混乱したら、立ち戻ったり後戻りしたりします。

 とりわけ物語は、情報整理の力を育てます。読み進めながら想像力を働かせ、そのことによって記憶しやすい形にしているのです。アニメやゲームばかりだと、「字は読めるのに本は読めない」子になってしまいます。

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コメント
本は読んだ方がいいに決まっています。
これは習慣ですから
出来るだけ早い時期から
身に付けるべきです。

多くの子ども達に接してきました。
そこで分かってきたことがあります。
読書の習慣のある子と
ゲーム・テレビどっぷりの子とは
前頭葉の発達がだんぜん違います。

ちなみに
私は読書が大好きです。
読書によって
どれほど日々が豊かになっていることかと
心から感謝しています。