医療保険制度見直し
負担増ずらり!


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2014.10.28(火)


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全体像













特例廃止後は?


 医療制度の見直しが行われ、2015年度から高齢者が負担増となります。後期高齢者 1,600万人のうち特例廃止となるのは、所得の少ない 874万人です。例えば、年金収入が80万円の人は、月額 370円から 1,120円になります。年金 150万円の場合は、560円から 1,120円。年金 200万円の場合は、4,740円から 6,480円。しかし、250万円の場合は、10,930円で変わりません。

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コメント
数字の部分は
文章を表にする図式例となります。

ところで
この表を見ると
悲しくなります。
これまでが特例だったと言われれば
返す言葉がないのですが
弱者に優しい施策は
大事にしてもらいたい思いが募ります。








厚生労働省の説明


 厚生労働省の説明では、「2008年度にスタートした『後期高齢者医療制度』の混乱や批判を緩和するための軽減措置は、役割を終えたから」としています。この措置により「健保組合」は収入が 273億円増、「協会けんぽ」は 416億円増となると試算しています。また、2014年度の医療保険への税金投入は 811億円に膨れあがっており、受益者負担はやむを得ないとも説明しています。

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コメント
団塊の世代が
高齢者入りして
ますます
医療費は膨らみます。
これを
税金に頼っていては
今でさえ膨大な借金国なのに
国家破産です。

少子高齢化は
ここでも悲しい現実を
突きつけられています。









現役世代も


 現役世代でも、高所得者は負担が増します。標準報酬月額の上限が、121万円から 145万円となり、32万人の保険料が負担増となります。アップ率が多い人で、月額1万円となります

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コメント
お金持ちの人に
多くを負担してもらうことによって
何とか低所得者の
苦しい生活を
間接的に扶助する制度は
成熟した世の中と思います。

高所得者の方には
申し訳なく思います。
どうかそういう施策を
また理解を
よろしくお願いします。

そういう施策が
後世の鑑となります。







教材
中級編


@ 医療制度の見直しが行われ、2015年度から高齢者が負担増となります。後期高齢者 1,600万人のうち特例廃止となるのは、所得の少ない 874万人です。

A 例えば、年金収入が80万円の人は、月額 370円から 1,120円になります。年金 150万円の場合は、560円から 1,120円。年金 200万円の場合は、4,740円から 6,480円。しかし、250万円の場合は、10,930円で変わりません。

B 厚生労働省の説明では、「2008年度にスタートした『後期高齢者医療制度』の混乱や批判を緩和するための軽減措置は、役割を終えたから」としています。この措置により「健保組合」は収入が 273億円増、「協会けんぽ」は 416億円増となると試算しています。また、2014年度の医療保険への税金投入は 811億円に膨れあがっており、受益者負担はやむを得ないとも説明しています。

C なお、現役世代でも高所得者は負担が増します。標準報酬月額の上限が、121万円から 145万円となり、32万人の保険料が負担増となります。アップ率が多い人で、月額1万円増となります。

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