エボラ熱隔離
犯罪者のようだ


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2014.10.28(火)


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全体像













エボラ患者と接触した旅行者は?


 ニューヨーク州・ニュージャージー州では、「西アフリカでエボラ患者と接触した旅行者は、空港で隔離する」という措置を取ることになりました。

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コメント
いよいよ
西アフリカから
海外へと
ウイルスは広がりを見せ始めました。
日本も
人ごとではなくなりました。








犯罪者のような扱い


 その第一号の対象者は、アメリカ人看護士(33歳) となったことが、10月24日に報じられました。この看護士は、「国境なき医師団」(MSF)の一員です。

 手記によれば、10月24日に国際空港に到着すると「検疫事務所」で検温された上、4時間も監禁。その後の検温で 38.3度だったため、3時間放置された末病院へ連行され、検温とウイルス検査を受けたとのことです。

 結局、検査の結果感染していないということで解放されましたが、看護士は「犯罪者のような扱いだった。苦痛だった。」と述べています。MSFも「医療従事者の人権を守るべきだ。」「こんなことでは、ボランティア医師が減るぞ。」と抗議声明を出しています。

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コメント
確かに該当の看護士は
不本意だったことと思います。
もう少し
丁寧な扱いと
説明が必要ではなかったかと
第三者的に思います。

とりわけこの看護士は
物見遊山で西アフリカを
訪れていたわけではありません。
正真正銘
奉仕の精神です。









隔離支持の声も……


 ただ、この隔離の措置を支持する声もあります。イリノイ州では、「エボラ患者と接触した人は、帰国後21日間隔離する。」という措置を 10月25日から実施しています。

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コメント
ただ
やはり
こういう水際措置は
やむを得ません。
いったん国内にウイルスが蔓延すると
エイズのように
モグラたたきのような
悲惨な状況になるやも知れません。








教材
中級編


@ ニューヨーク州・ニュージャージー州では、「西アフリカでエボラ患者と接触した旅行者は、空港で隔離する」という措置を取ることになりました。その第一号の対象者となったのが、アメリカ人看護士(33歳) です。この看護士は、「国境なき医師団」(MSF)の一員です。

A 手記によれば、10月24日に国際空港に到着すると「検疫事務所」で検温された上、4時間も監禁。その後の検温で 38.3度だったため、3時間放置された末病院へ連行され、検温とウイルス検査を受けたとのことです。

B 結局、検査の結果感染していないということで解放されましたが、看護士は「犯罪者のような扱いだった。苦痛だった。」と述べています。MSFも「医療従事者の人権を守るべきだ。」、「こんなことでは、ボランティア医師が減るぞ。」と抗議声明を出しています。

C ただ、この隔離の措置を支持する声もあります。イリノイ州では、さらに厳しい「エボラ患者と接触した人は、帰国後21日間隔離する。」という措置を 10月25日から実施しています。

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