新聞の記事
羽ばたくMRJ


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2014.10.23(木)


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山陰中央新報
2014.10.16




全体像













YS11


 戦後初めての国産プロペラ旅客機「YS11」が空に舞ったのは、1962年8月30日でした。戦時中に育成された航空機産業技術を生かそうと、政府主導で生まれた旅客機です。

 コンパクトな60席、燃費もよいということが好評で、182機が生産され、全日空(地方路線)・アメリカ航空会社が導入しました。

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コメント
名機? 零戦を生み出した
日本の技術力が
見事によみがえった出来事です。








YS11 生産中止


 ところが、民間の寄り合い所帯のため責任の所在があいまいだったり、開発費がかさんだり、税金のことで国会でやり玉に挙がったりしたため、1970年代には赤字を抱えて製造が中止になりました

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コメント
悲しい話です。









来春 初飛行!


 YS11 以降、国内の航空機関連メーカーは、ひたすら国外の航空機(ボーングやエアバスなど)の下請け会社となってしまっています。これでは、期待開発力が欧米から大きく遅れます。

 これに危機感を覚えた政府が動いて、三菱重工が 2008年3月に「MRJ」(三菱・リージョナル・ジェット)の製作を決定。来春には「飛行機実験用機体」が飛び立つ見込みとなっています。はたして、航空機産業の未来を切り開くことが出来るでしょうか?

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コメント
やはり
座席数と燃費に拘った
日本独特の航空機になるようです。
すでに買い手も付いているとか?
頑張れにっぽん!








教材
中級編


@ 国産プロペラ旅客機「YS11」が空に舞ったのは、1962年8月30日でした。戦時中育成された航空機産業技術を生かそうと、政府主導で生まれた戦後初めての旅客機です。コンパクトな60席、燃費もよいということが好評で、182機が生産され、全日空(地方路線)・アメリカ航空会社が導入しました。

A ところが、民間の寄り合い所帯のため責任の所在があいまいだったり、開発費がかさんだり、税金のことで国会でやり玉に挙がったりしたため、1970年代には赤字を抱えて製造が中止になりました。

B YS11以降、国内の航空機関連メーカーは、ひたすら国外の航空機(ボーングやエアバスなど)の下請け会社となってしまっています。これでは、期待開発力が欧米から大きく遅れます。これに危機感を覚えた政府が動いて、三菱重工が 2008年3月に「MRJ」(三菱・リージョナル・ジェット)の製作を決定。来春には「飛行機実験用機体」が飛び立つ見込みとなっています。はたして、航空機産業の未来を切り開くことが出来るでしょうか?

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教材
初級編


@ 国産プロペラ旅客機「YS11」が空に舞ったのは、1962年8月30日でした。コンパクトな60席、燃費もよいということが好評で、182機が生産され、全日空(地方路線)・アメリカ航空会社が導入しました。

A ところが、民間の寄り合い所帯のため責任の所在があいまいだったり、開発費がかさんだり、税金のことで国会でやり玉に挙がったりしたため、1970年代には赤字を抱えて製造が中止になりました。

B YS11以降、国産の航空機は製造されていません。これに危機感を覚えた政府が動いて、三菱重工が 2008年3月に「MRJ」(三菱・リージョナル・ジェット)の製作を決定。来春には「飛行機実験用機体」が飛び立つ見込みとなっています。はたして、航空機産業の未来を切り開くことが出来るでしょうか?

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