今世紀末
気温 4.8 度上昇


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2014.10.17(木)


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全体像












教材
中級編


@ IPPC(国連;気候変動に関する政府間パネル)は (2014年)10月15日 、報告書を発表しました。それによると、今のまま温室効果ガスが排出されれば、世界が目指している「今世紀末までに 2度未満の上昇に押さえる」目標は、 20〜30年後には突破。今世紀末には、気温が最大 4.8度上昇するとのことです。その結果、人間社会や生態系に、取り返しの効かない事態を招くとしています。

A 例えば、海面水位が 82p上昇し、大勢の人が移住せざるをえない事態になるとのこと。また、洪水や干ばつが頻発し食糧や水不足を招くとともに、貧困が拡大すると指摘しています。これらの結果、温暖化に起因する紛争も起こると予想しています。

B IPPCでは、地球温暖化は「人間の責任」と断じるとともに、温室効果ガス削減に関する、大胆な拡充を訴えています。そのためには、「再生エネルギー比率」を 2050年までに、今の3倍から4倍にする必要があると訴えています。

C なお、これらの分析や提言は、10月27日から5日間、デンマークで開催される総会で論議され、承認される見通しです。

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コメント
学者によっては
地球は温暖化ではなく
長期的に見れば
寒冷化に向かっていると
指摘しています。

しかし
地球温度の経年変化グラフを見る限り
明らかに
右肩上がりのグラフとなっています。




実際
温暖化による異常気象が頻発しています。
巨大台風
竜巻(以前、日本では無かった)
四万十市の最高気温 41度(昨年夏)
など
なにかどこか変です。

それに反して
世界の趨勢は
総論賛成・各論反対
至って取組は低調です。
いいんでしょうか?
こんなことで、……。