『[シーン別]図解活用の技術』
著者;永山嘉昭
第2章

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2014.10.07(火)


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全体像













図解の活用


 図解の活用は、主に2通りあります。一つは、会議の折に分析したり整理したりして、好ましい答えを導き出すとき。また、文章チェックにも役立ちます。

 今ひとつは、相手に情報を伝えるときです。印刷物だったり、プレゼンだったりします。

 メモ書きは、頭の整理になります。文章の推敲時には、弱点がよく見えます。スピーチの際は、脳裏に内容がくっきりと残ります。

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コメント
会議の論点整理
文章の構造上の欠陥を発見
図解すると脳裏に内容が残る
など
私自身が体験的に
全く同感です。










プレゼンにおける図解


 以前から、フローチャート・組織図・地図など、プレゼンにおいては有効に働いていました。

 図解においては、主旨(要点)・全体と部分・思考の流れが示しやすい良さがあります。聞く人の理解を助けます。説明を聞きながら全体が俯瞰でき(=見える化)、より短時間で効率よく説明できます。そこが文章と図解の決定的な違いです。

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コメント
図解は
パワーポイントと連動させることにより
大いに力を発揮します。

要約学習の授業中
実物投影機を用いての
図式提示は
実に効果的です。










一例
新聞を図解する
中国とインドネシアが深刻な貿易問題


 インドネシアは、中国の問題製品、Tという菓子の輸入規制をしました。すると、これに対抗して中国は、インドネシアの水産物について全面禁輸にしました。インドネシアは、この中国の措置は「おかしい」と抗議し、深刻な貿易問題に発展しています。

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コメント
文章を読んで理解するより
図解を観た方が
明らかに
内容理解が早いと言えます。
切れ味が違います。