分かりやすく〔伝える〕技術
第8章
著者;池上 彰

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2014.9.28(日)


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全体像










使いたくない言葉


 上の図式の通りです。どれもこれも、ありがちなフレーズです。

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コメント
私の場合
特に次の言葉が
口癖ではないかと思います。
気を付けたいと思います。
いや
以後、気を付けます。

ところで
いずれにしても
実は……
したいと思います








マジックワード


 使いたくない言葉の対極にある、マジックワード。それは、「ねえねえ、聞いてよ。」という思いが背景にあります。

 「ひとことで言えば、……」「つまり」と、話した内容をまとめる言葉は、聞き手がついついメモしたくなる言葉を準備します。例えば、「若者よ、イヤホンを捨てよ!」(町に溢れる声を聞け!)とか、「福袋だと思って大量に買い込んだら、実は闇鍋だった。」などです。まさに、言い得て妙。

 「言い換えれば」という言葉も、聞き手の理解を助けます。例えば、「34%の人です。(言い換えれば)3人に1人です。」とすれば、すとんと腹に収まります。

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コメント
マジックワードは
べらべらしゃべる話の節々で
話した内容を
コンパクトにまとめる言葉のようです。

確かに
振り返りの短い言葉は
話の流れを
脳裏で整理できます。








暗黙知のギャップ


 「週刊こどもニュース」で身に沁みたことが、暗黙知のギャップです。当然この言葉(この内容)は分かっているだろうと、それを前提にして話したら、とんでもありません。

 人を見て話をせよ。相手への想像力こそ、分かりやすいスピーチにつながります。「集団的自衛権を行使すれば、イスラム国への軍事介入も避けられません。」と言ったところで、小学生が理解できるはずがありません。さて、ではどのように説明すべきか?

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コメント
暗黙知のギャップ
自分が話しての時には
たぶん
ずいぶん失礼をしていると思います。

自分が聞き手の時には
ときどきあります。
パソコントラブルで
業者の方に修理してもらっているとき
いろいろと説明してくださいました。
ところが
専門用語の乱発です。
最初のいくつかは
いちいち聞き返していたのですが
途中から
聞くこと、理解することを
あきらめました。