分かりやすく〔伝える〕技術
第7章
著者;池上 彰

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2014.9.26(金)


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全体像










3の魔術


 「3」はプレゼンのキーワードです。何事も3つ以内がいちばん腹にすとんと落ちます。例えば、「ポイントは3つあります。一つは、……」という具合です。もし、どうしてももう一つ言いたいなら、「ちなみに、……」と補足説明の形を取ります。

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コメント
以前
先輩のK先生から聞きました。
自ら実践もしておられました。
プレゼンするときは
「3」がポイントだよ。
何を話すか
まだ一つしか固まっていないときであっても
「このことについて3点言います。」
とまず言って
それから話すうちに
残り2つを考えればいい。
3はスピーチにおいて
魔法の数字だ。








アイスブレイク


 アメリカのプレゼン・講義などは、一般的にジョークから入ります。初めは聴衆も緊張しているものです。そこへジョークを言うと、聴衆の緊張もゆるむので、「アイスブレイク」と呼んでいます。

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コメント
これが
なかなか難しいんですよね。
私もアメリカ人に
あやかりたいものです。








具体で話せ!


 話は「具体的な話」を中心に話します。しかし、最後は必ず一般化、抽象化します。例えば、次のようにです。

 「自動車を控えよ。冷房を効かせすぎるな。こまめに電気を消せ。そうすれば、二酸化炭素が減らせ、温暖化にならない。」

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コメント
理路整然とした話を聞くと
そのときは
分かった気がするものです。

日にちとともに
記憶は薄れ消えていきます。

ところが
具体例とか
実話とか
ストーリー性があるもの
イメージしながら聞いたことは
不思議なもので
後々まで残っているものです。








つかみと話のまとめ


 まずは「つかみ」で「おやっ?」と思うことを言います。目的地を示します。最後には、キーワードを繰り返します。「だから、こうなんです。」という具合に、目的地の再確認です。

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コメント
サンドイッチですね。
これは
ぜひ実践したいと思います。








一人一人に話す


 皆さんに話すのではありません。一人一人に話すのです。そのために、一人一人に視線を送ります。頷く人があれば、その人は味方です。励まされます。応援団と思えば、話しやすくなります。

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コメント
なかなか
実際には難しいものです。
撮影して
後から自分の姿を見ると
たぶん観る方向が偏ったり
きょろきょろ落ち着きがなかったり
反省することばかりだと思います。

頷いてくださる人は
ほんとうに神様です。
確認しながら
リズムよく話せます。
助かります。