分かりやすく〔伝える〕技術
第5章
著者;池上 彰

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2014.9.26(金)


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全体像










つかみ


 「つかみ」に当たるところでは、まず地図(全体構想)を渡します。目的地(何がいちばん言いたいか)を示します。「えっ?!」と思わせる言葉を発します。さらに、終了時刻を伝えます。例えば、次のように言います。

 
「一年間で人件費 1,400万円削減します。そのために、社内会議を1時間以内にする提案をします。私のプレゼン時間は3分です。」

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コメント
開口一番
何を言うか?
これは
いつも悩み、迷うところです。

しかし
まず地図を渡すという方針は
実にスッキリハッキリしています。








メモで話す


 事前に文章化すると、本番ではつい読んでしまいます。ですから、事前準備は「メモ」。本番では、メモを手にして話します。

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コメント
要約学習において
これは
自分自身が心がけてきていることでもあるし
子ども達には
これを目指すよう
いつも声がけをしてきています。








小出しにする


 いわゆる「みの式」です。キーワードをざらんと全部見せません。説明している部分のキーワードだけ見せます。そうすると、聞く人は、そのキーワードにのみ注目してくれます。

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コメント
この方式は
いろんな番組で取り入れられています。
赤来中のプレゼンの基本形も
キーワードを示しながら話すことです。








パワポ画面の留意点


@ 3分のプレゼンなので、画面は3枚とします。
A 解説は、画面1枚に40秒です。
B 画面一枚一枚に「見出し」を付けます。
C 1枚の画面に各内容は、3つ以内。
D 画面に文章は書かない。キーワードのみ。
E 1枚目で目的地を示す。2枚目で現状(問題点)、3枚目で結論を述べる。

 具体的な画面の例は、上の図式をご覧ください。

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コメント
池上彰さんの
この内容を知る以前から
Dについては
私も全く同じ考えをし
自分でも心がけてきていました。
心強く思った場面です。