分かりやすく〔伝える〕技術
第10章
著者;池上 彰

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2014.9.30(火)


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全体像










愚直に情報を集める


 速報はネット、詳細は新聞や本。愚直に情報を集めています。

 特に新聞は、5紙を読み比べしています。自分なりに咀嚼して、これは大事と思う記事はスクラップです。

 記事には、日々流れる「フロー」と、そもそもと語れる資料「ストック」とがあります。「ストック」については、何と言っても本です。特に「新書」は分かりやすく書いてあり、便利です。

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コメント
元来読書好きの私です。
日頃から
本を読んでは
付箋を活用してため込んでいます。

ところが
仕舞い込んでしばらくしたら
忘却の彼方が
少なくないことが課題だし
悔しいところです。

ただ
図式にして残した本は
何だか
血肉になって残っている気がします。








アウトプットを念頭に
インプットする


 知識(未知)を求めて本を読むとき、他人に説明できることを常に意識しながら読むと、読み方が全く違ってきます。

 「週刊こどもニュース」でつくづく勉強になりました。「銀行は、コール市場での短期金利を誘導した」という内容を、子ども達にどのように説明すべきか? まずは、自分が「分かったぞ!」と腹入りがするまで、徹底的に調べたり考えたりします。

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コメント
自分が咀嚼できていないことを
人に話して
理解してもらえないことは
当たり前です。

問題は
自分は十分理解できているのに
人にうまく説明できない場合。

やっぱり
これは
池上さんにいわせると
本当に分かっていない!

ここのアドバイスは
心しておきたいと思います。








分かりやすい説明をしているか?


 はたして自分が「分かりやすい説明の仕方」をしているかどうか?

 リハーサルを録音・録画して観る、他人のアドバイスに耳を傾ける、という謙虚な姿勢が大事です。意外と早口だったり、「間」が適切でなかったり、聞き煩わしい「あ〜」とか「え〜」とか言っているものです。

 他人から学ぶ姿勢も大事です。久米宏さんはすごい人だと思います。例えば「寸止め」。「それはね、……(間)……」とか、言わずもがなは言わないとか、計算してそうなっているというより、実に自然体で醸し出される技です。

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コメント
耳が痛い話です。
人に何かを
説明することは
私は
どちらかというと好きなタイプです。


説明しながら
何とへたくそなんだ!

自分が情けなくなることが
少なくありません。

好きこそものの上手なれ
と言います。
自分を見つめたり
他人に学んだり
謙虚でありたいと
改めて思わされました。