人を動かすプレゼンの技術
第4章
著者;藤原晃治

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2014.9.18(木)


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全体像










根拠はしっかりしているか?


 説得力を生み出すのは、「根拠」です。弱い根拠であれば、意見です。強い根拠であってこそ、主張と言えます。

 まずは、納得できる証拠が必要です。それがあれば、誰もが認める正しい根拠となり、それを背景に「主張」が迫力を増します。論理力も生まれます。まずは、自分の主張を、そういう観点から疑ってみる必要があります

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コメント
いくら立派なことを言っても
その根拠がいい加減なら
ひとは
聞く耳を持ちません。
ここをないがしろにして
説得は成立しません。








構成力


 話の中で、聴衆が抱くと予想される「疑問」は、まさに聴衆がほしい情報(内容)です。その解答をきちんと準備して臨むことが肝要です。疑問に明快に答えることが、納得できる証拠となります。

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コメント
話す中で
私もあえて「穴」を開けることがあります。
疑問を抱かれるだろうことに
あえて深入りしないで
話を進めるのです。
最後の質疑応答で
ここに触れた質問が出ると
「いい質問ですね」と
池上彰さんの真似をすることにしています。








比喩力


 たとえ話やエピソードは、物事を具体的に理解しやすくします。似たような話になぞらえて、聴衆の理解を促す働きがあります。

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コメント
確かに
エピソードは人の理解を助けます。
とともに
聞き終えて時間が過ぎても
このエピソードは
けっこう脳裏に残っているものです。








事例力


 比喩力とダブりますが、「事例力」こそ説得力を生み出す、強力な必須武器となります。話の中に効果的に盛り込むと、ぐんと聴衆の理解が高まります。

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コメント
日頃の生活の中から
さまざまな事例を
意識的にストックしておくことが
とても大事だと思っています。

管理職試験・教員採用試験など
小論文も同じく
オリジナルな事例を
袂にいくつ蓄えているかで
その小論文の
深み・厚みがぜんぜん違ってきます。