人を動かすプレゼンの技術
第2章
著者;藤原晃治

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2014.9.17(水)


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全体像










プレゼン
2種類


 プレゼンには、「伝達型プレゼン」と「説得型プレゼン」があります。

 前者は「分かってもらうためのプレゼン
」で低いハードル。後者は「納得・共感してもらうためのプレゼン」で高いハードルと言えます。後者については第5章で詳説することにして、ここでは前者について5点、例を挙げて説明します。

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コメント
両者の境目は微妙ですが
低いハードルとはいえ
「分かってもらう」ハードルも
決して侮れません。
第2章では
この低いハードルについて
具体的な解説です。








@初めに概観を与える


 脳のメカニズムとして、大枠から詳細へという順序で聞くと、理解度が上がります。タイトル・ポイント・構成など、聞き手に準備を促す働きがあります。

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コメント
最初に地図を与える。
まさに
要約された「図式」に当たります。
これからどこへ行くのか?

どこを歩いているのか?
ポイントごとに
示してもらうと
聞き手は理解が深まります。








A視覚情報を与える


 プレゼンに当たっては、スライドなどの視覚情報が有効です。五感の中で視覚は、圧倒的情報量を与えることが出来ます。

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コメント
使い方には
気を付ける必要がありますが
パワーポイントなどの
視聴覚機器は
大きな武器です。








B届ける意識を持つ


 発信したら 100% 相手に届くか? そういうわけにはいきません。人は「耳」ではなく「脳」で聴きます。「届けよう」「届けたい」という熱い思いを持って、相手の「脳」に届くよう、心を込めて語りかけます。

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コメント
このことは
人前でスピーチを重ねるごとに
大きな要素だと
自覚が高まってきています。
話す前の「役作り」
大事したいキーワードです。








C適量を守る


 ボリュームたっぷりの情報量は、聞き手が疲れます。適量を守ります。目安としては、3分でスライド1枚、1枚のスライドに情報は3〜4個といったところです。

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コメント
耳の痛いアドバイスです。
私はどちらかというと
てんこ盛りタイプです。
目安をアタマにたたき込んで
次の場に臨みたいと
改めて反省した私です。








Dまとめを与える


 適量の情報に絞って話しても、聴く方の脳は満腹・飽和状態にあります。そこで、ときどき、また最後に、「まとめ」(要約というサービス)を提供します。まとめは、聞き手にとっての情報洪水から救い出す助け船です。

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コメント
最初に地図を与えて
途中と最後に
まとめを届ける。
聞き手には助かります。