要約学習の教材づくりの過程、第一弾です。まずは、中級編を意識して作成します。
中級編といっても、実に大雑把です。要約学習では、「要約」のノウハウを身に付ける場ですから、該当学年(対象の子ども達)の「読みレベル」より低い教材を準備します。それぞれの学級集団の現状に合わせて、「中級」は「初級」や「上級」などに読み替えて使用してください。
この「水素を保存する」記事は、山陰中央新報(第1面)に掲載されていました。通常、教材にする場合は、インターネットで他の新聞社の記事を当たったり、ヒットするさまざまなサイトを当たったりして、より詳しく、より立体的に情報を集めます。
情報を集めながら、図式のスタイルにしていきます。
しかし、この記事は、山陰中央新報以外に情報を見つけることが出来ませんでした。よって、山陰中央新報の記事だけを図式化するしかありませんでした。
ここから教材づくりです。実は何のことはない、この図式を眺めながら文章化するだけです。ただ、もとの記事の情報提示の順番は、とりあえず無視します。私なりのプレゼンスタイルで文章化していきます。
通常は、情報のいくつかはカットして文章化しますが、今回は情報量が少ないので、掲載された内容を全て文章にしていきます。さらに今回は、私の記憶にある情報から、2013年度のエネルギー事情を付け加えました。
以下の通りです。