外国人労働者
.

授業対象=3年生
実施=2021年1月実施


2020.1.18


要約学習の部屋に戻る
小学校中学年教材の部屋へ戻る


全体像


教材


@ 2020年「コロナ禍」の影響で、日本は深刻な経済不況・倒産の増加・就職難などに陥っています。しかし、2019年までの日本は「人手不足倒産」などが社会問題となっていました。その課題解決の一つとして、外国人をどんどん受け入れる法律が成立(2018年11月8日 ⇒施行:2019年4月)しました。国会での審議の過程では、外国人労働者の過酷な労働時間・低賃金・劣悪な住宅など、生活環境の改善が指摘され、改善すべき問題点として取り上げられました。

A コロナ禍の以前(〜2019年)、松江市内のタクシー事情は深刻でした。平日でも、タクシーがなかなか予約できなかったのです。当時、タクシー車両の稼働率が60%(一日中まったく車庫からでない車が40%)で、運転手の人手不足がその原因です。車両をフル稼働させるには、運転手が 1.5倍必要と当時の新聞が報じています。「働き手」が不足しているというのが日本の実態だったです。

B 当時から、ヨーロッパや韓国などでは深刻な「就職難」が社会問題となっていました。その点、日本は人手不足が社会問題となっていたのです。人手不足は裏返して考えれば、経済が豊かということでもあります。コロナ禍で状況は一転しましたが、介護・飲食店・農場・建築現場などは、今でも深刻な人手不足が続いているのが、日本の実態です。

.



合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

 .


10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)




課題は少子化問題


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
 .

少子化は問題ない

  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

 .



これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



.