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授業対象=2年生
実施=2021年1月実施


2020.1.18


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全体像


教材


@ トヨタ自動車グループが、先端技術を活用した農業支援を始めると表明しました。計画の一つは、ドローンを使った肥料散布です。ドローンで田んぼのイネを撮影し、葉の色や茎の数を計測。イネの生育のばらつきなど、田んぼ全体の状況を分析し、適切な肥料の量を計算します。これまで人力では30分で10株を調べるサンプルがやっとです。新しいシステムでは、6万株をわずか1分で正確に調べることができます。この調査結果を受けて、人工知能を登載した「無人ヘリコプター」が生育の悪い稲の周りだけ肥料を撒布して回ります。肥料を圧倒的に節約できます。

A この実証実験は昨年6月〜11月、岐阜県梅津市で行われました。肥料の節約、収穫量の増加など、一定の効果が得られています。育てた米の品種は、独自に開発した「しきゆたか」。収穫した米は、豊田通商が全て買い取る仕組みとなっています。このため、農家は安定した収入が得られる仕組みとなっています。

B この他に、トラクターでセンサーを引っ張り、土中の栄養素を計測する実証実験も行われました。耕作地全体の土中の栄養状況を調査し、土地が痩せている(栄養が足りない)部分を洗い出しました。これは、無駄なく効果的に土壌改良を行う上で、実に有効であることが報告されています。高齢化や農業の担い手不足など、課題が多い農業分野に、新たな光が見えてきています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)




課題は少子化問題


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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少子化は問題ない

  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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