田舎暮らし
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授業対象=2年生
実施=2021年1月実施


2020.1.18


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全体像


教材


@ 田舎にある、ゆったりと、しかし確実に流れていく時間、澄み渡った空気と心地よい風、時間とともに柔らかく迎え入れてくれる近隣との付き合い、……。これらのすべてが、都会の生活で張りつめていた心と体をほぐしてくれます。何よりも青空の広さが違います。入道雲の勢いが違い、雨雲の流れるスピード、稲光の迫力も違って感じられます。夜空はどこまでも澄み切って月は大きく、星の数は都会と比べて別世界です。

A 田舎に住むと、家庭菜園から収穫する安全・安心な野菜が食べられます。無人販売所などもあります。ただ、田舎は自販機の数が少ない上、スーパーやコンビニが徒歩圏内にあるとは限りません。田舎暮らしでは、週に一度程度、車で食料品や雑貨の買い出しに出かけたり、ネットで定期購買したりする必要があります。都会の移動は基本的に電車・地下鉄・バスです。交通網が張りめぐらされています。一方田舎の移動手段は、自家用車です。自分の意思と都合で移動でき、買い物などの荷物もたっぷりと積めるよさがあります。田舎暮らしは、自家用車無しでは成り立ちません。

B 田舎では、生活費は平均すると安上がりになります。いちばん差が大きいのは住居費です。土地価格が格段に違うので、田舎の方が持ち家をより安く購入できます。賃貸(家や部屋を借りる)の場合も、広々とした間取りの一軒家を格安で借りることができます。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)




課題は少子化問題


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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少子化は問題ない

  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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