スーパートマト
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授業対象=1年生
実施=2021年1月実施


2020.1.18


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全体像


教材


@ トマトは、抗酸化作用のあるビタミンEやリコピンの宝庫、アンチエイジング(老化防止)の強い味方とされています。人間の体内では、酸素をエネルギーに変えるときに酸素が生まれます。その量が増え過ぎると細胞や血管にダメージを与え、体を酸化させてしまいます。そうして生じるサビが、老化の原因となる動脈硬化(動脈の内壁が固くなる)や生活習慣病(悪い生活習慣によって引き起こされる病気)の危険性を高めるとされています。

A 遺伝子組み換え作物の開発・生産をしている香港大学の研究チームが、「遺伝子組み換え技術」によって抗酸化成分を強化したトマトの開発に成功したと発表しました。通常の6倍近いビタミンE、2倍を超えるリコピンを含んでいるとのことです。このトマトなら、健康にいい成分をぐっと凝縮したジュースやトマトペーストも作ることができます。

B 遺伝子組み換え作物・食品は、日本でも収穫量が多くなるように品種改良したイネや、肉付きのよい魚などが開発されています。2020年のノーベル化学賞は、狙った遺伝子を正確に変更するゲノム編集技術「クリスパー・キャス9」を開発した研究者が受賞しました。今後、食品開発をめぐっては、味や栄養などを高めた作物・食品が次々生み出されると期待されています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)




課題は少子化問題


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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少子化は問題ない

  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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