授業を終えて
〜某小学校低学年〜

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2025.12.26


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聞いて伝える


 1・2年生の「聞いて伝える」授業について、自己評価の結果は以下の通りでした。どの学級も意欲的に学習に取り組めました。また、前に出ての代表スピーチも積極的に挙手をして話すことが出来ました。

 児童の皆さんには「言えた」「惜しかった」「少し言えた」「ダメだった」の4段階で評価してもらいました。ただ低学年ですので、客観的に自己評価が為されたかどうか、そこは判断が難しいところです。とりあえずの参考としてご覧ください。

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4段階評定(自己評価)の集計
〜数字は省略〜

8 7 6 5 4 3 2 1 0
1年生
2年生
「言えた」の数(1年生8話・2年生7話)





音声言語(聴解力) ⇒ 文字言語(読解力)


 聞いた話を自分の頭の中で整理整頓して、コンパクトに再現する。これは日常的に行われている重要な能力ですが、意外と聞き間違えたり、聞き落としたりしているものです。また、特に低学年にあっては、再現を求めると「忘れました」と答える児童が相当数存在します。理解していない、短期記憶が苦手、集中力不足などが原因と考えられます。

 しかし、話の内容を脳裏に残し再現出来る能力は、学力向上の基盤を支えています。とても大事な能力ですので、日頃から意識的継続的日常的に鍛えていきたいものです。

 言語力の向上を図るには、話したり書いたりする学習が欠かせません。今回は、話して再現する学習でした。頭脳を意識すると、次のような手順になります。


@ 聞いたことを理解する。
A 聞いたことを覚える(メモ無しで内容保持)。
B 第三者(ペアの相手)に伝える。

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 考えてみれば日ごろの授業は、(子ども達にとって)聞くことの連続です。脳の働きは、日ごろの「学習の姿」そのものです。@ABの流れが得意な子は、学習の成果が上がります。成績も優秀です。不得意な子は学んだことが定着せず、学習も遅れがちになります。

 音声言語で訓練しておくと、(音声と文字の違いだけで)脳の思考回路は同じです。したがって、この一連の学習@ABは、積み重ねれば着実に読解力も併せて向上します。各教室で、折に触れて日常的にこういう機会が持たれることをお勧めします。

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