@ ウサギのウンチというと、皆さんはコロコロとした丸い状態のものを思い浮かべると思います。これは「硬糞」と呼ばれています。実はこの他に、ウサギは軟らかなクリーム状の「軟糞」をするときがあります。ウサギはこの「軟糞」を、何と肛門から直接食べているのです。これを「食糞行動」と呼んでいます。
A 草食動物であるウサギの主食は、草です。しかし草は消化(=栄養として体に取り込めるようにすること)が難しいので、ウサギは自分の力で消化・吸収できません。そこで、ウサギは消化できなかった草を盲腸へと送ります。ウサギの盲腸は胃よりも大きく、ここで「腸内細菌」の力を借りて消化してもらっています。
B ところが盲腸でつくられた栄養は、吸収することができずに「便(ウンチ)」として出てしまいます。これが栄養たっぷりの「軟糞」です。ウサギはこのウンチを食べることによって、植物の栄養を取り入れているので。