@ クモの糸は、とても丈夫(切れにくい)です。もちろん、人間の力で引っ張れば簡単に切れてしまいますが、オニグモの糸は80グラムの重りをぶら下げても切れません。しかも、ゴムのように長く伸びます。だから、クモの糸に大きな昆虫が引っかかっても糸が切れないのです。 ※ 水の入った500mlのペットボトルの重さ=30グラム
A 大昔から、人間はこの不思議な糸を利用しようと工夫を重ねてきています。ヨーロッパでは昔、クモの糸で手袋や靴下を編んで女王様にプレゼントしたという話が残っています。ヨーロッパには金色の糸を出すクモがいますから、その金色の糸で手袋を作ったら、それはそれは美しかったことと思います。
B クモの糸でシャツやセーターを作ったら、保温性が抜群(=とても温かい)です。伸び縮みもするので、子どもが成長しても長い間着ることが出来ると思いま。