@ 人間は呼吸をして、空気を肺の中に取り入れています。肺では空気の中に含まれている「酸素」を血液に取り込み、要らなくなった「二酸化炭素」を吐き出しています。これが出来なくなったら、生き物は死んでしまいます。では、空気のない水の中にいる魚は、どうやって酸素を体の中に取り入れているのでしょうか?
A 魚は口くちをパクパクさせて水を吸います。これによって、水に溶け込んでいる酸素を体の中に取り入れているのです。その時に重要な役目をしているのが「エラ」です。水がエラを通り過ぎるときに、酸素を取り込んでいるのです。
B 魚のエラを持ち上げてみると、赤いくしの歯のようなものが見みえます。水がここを通ったときに、なるべくたくさん酸素を取り入れることができる仕組みになっているのです。