よい図式と悪い図式

アリの巣
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2024.2.26

文章


さて
この文章をどのように読むべきでしょうか?
読みながら全文暗誦など無理です。

でも、読み終えたあと
「どんなことが書いてあった?」と問われて
ポイントを落とさず再現出来なければ
「読んだ!」と言えません。

そこで「要点」(
段落ごとの重要な点)を押さえながら読む
という方法が考えられます。
図式に書くと下記の通りです。



しかし
これでは脳裏に残し(残り)にくい
再現(プレゼン)するとき
書いたセンテンスを朗読する羽目となります。
この読み方は稚拙と言わざるを得ません。

そこで登場するのが「キーワード」です。
図式に書くと下記のようになります。



ずいぶんスッキリとしました。
しかし
ぱっと見て何がどうなっているか
瞬時には把握出来ません。

その上
再現(プレゼン)する際
このキーワードの紙から目が離せません。

そこで重要になってくるのが
3D(立体)化です。
文章の構造(組み立て:思考の流れ)が
ぱっと見て直ぐに了解出来る図式の登場です。


全体像


これなら
図式を書きながら脳裏に内容がインプットされます。
再現(プレゼン)も一気に楽になります。

スピーチの際
事前にこういう図式を書いておけば
ほとんどメモ(図式)を見ることなく
語りかけるような話し方が可能となります。

語りかけるようなスピーチは
聞き手にとって
ぐんと理解度の労力が減ります。
理解しやすくなります。