@ 私たち人間は、夜になると眠くなります。それは、一日の疲れを取るために体をゆっくりと休ませる必要があるからです。眠っている間は、体が休んでいますから、とうぜん脳も休んでいるはずです。しかし、脳のすべてが休んでしまうわけではありません。脳の中の一部分は、眠っている間も起きて活動しています。
A 夢は人間が眠っている間、起きて活動している脳が、いたずらをして作ったものです。人間は一晩に3つから5つほどの夢を見ると言われますが、それらのほとんどが脳が活発に起きているレム睡眠のときに見るものです。
B ときには、夢を見なかったという日もありますが、これは脳が活動していなかったわけではなく、夢を覚えていなかっただけなのです。ほとんどの夢は朝、目が覚めるまでに忘れてしまいます。でも、たまに覚えていることもあります。そんなときに夢を見たと感じるわけです。