@ 地球に落ちてくる天体物質のことを「隕石」と呼んでいます。大部分は火星と木星の間から飛んできます。大きさは数グラムから巨大なモノまで、さまざまです。これまで発見された最大は、66トン(大人千人以上の重さ)もあります。
※ 1トン=大人17人分の重さ
A 大部分の隕石は、地上に落ちるまでに燃え尽きます。これが流れ星です。しかし、地上に落下(衝突)する隕石もあります。その場合は、地上に大きな穴(クレーター)を残します。直径30センチ(バスケットボールの大きさ)の隕石であっても、地上には直径1.5Km、深さ200mという巨大な穴を開けます。
B 恐竜が絶滅したのは、この隕石が原因ではないかという説がいちばん有力です。隕石いの衝突で巻き上げられた粉塵が地球の上空を多い、太陽光線が届かなくなります。その結果、地球は「極寒の世界」(南極のように氷に閉ざされた世界)になったと考えられています。