人間の進化
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授業対象=小学校高学年
実施=2023年9月実施予定


2023.7.29


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全体像


教材


@ 人間に一番よくにている動物はサルです。サルとひと言で言っても、いろいろな種類のサルがいます。私たちの祖先を1000万年くらい前までたどっていくと、そのときにいたサルは人間の祖先であると同時に、チンパンジー・ゴリラ・オランウータンの祖先でもあるのです。この共通の祖先からオランウータンが分かれ、続いてゴリラが分かれ、そして500万年くらい前に、チンパンジーとヒトが分かれたと考えられています。

A 分かれたといっても、チンパンジーとヒトが突然、別々に生まれたわけではありません。何千年、何万年という長い時間をかけ、少しずつ変化をしながら現在のようなヒトの姿になったのです。これを進化といいます。はっきりとした境界線があるわけではありませんが、最古のヒトは、今から400万年ほど前、東アフリカにすんでいた動物とされています。

B 「アウストラロピテクス」と呼ばれているこの動物は、まっすぐに立ち2本の足で歩いていました。チンパンジーには見られない、ヒト独特の特徴を持っていました。しかし、脳の大きさはチンパンジーほどで、進化の途中であることが分かっています。この猿人「アウストラロピテクス」が子孫を残しながら、次の世代へとつないできたおよそ400万年の間に少しずつ体が変化し、現在の私たち(ヒト)が生まれてきたと考えられています。

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この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)

  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)

  5分……図式を見ながら文章化

  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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