@ 空気には重さがあります。そのことを確かめる実験を紹介します。まず、ゴム風船を2つと、長さ70cmくらいの棒を1本、そして糸を用意します。次に、風船2つを同じくらいの大きさにふくらませて、空気が逃げないようにしばります。その風船を棒の両はしに糸で結びつけ、さらに、棒のまん中辺りに糸を結んでぶら下げます。このとき、両側の風船がつりあうように糸を結ぶ位置を調整してください。
A ここからが実験の本番です。つり合っている状態の風船の、どちらか片方を針でつついて割ってしまいましょう。すると、どうなるでしょうか? さっきまで2つの風船はつり合っていたのに、割った方の風船が上へ、割れていない方の風船が下へと移動するはずです。
B つまり、空気が入っている風船の方が重いということです。これが、風船の中の空気に重さがあるという証拠です。