要約学習を終えて
〜児童の皆さんのコメント〜

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2023.7.14


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この度
○○小学校の皆さんから
事後感想が届きました。

以下、紹介します。


聞いたことを伝える

2年生








国語の勉強で図式が役立ちました

3年生










プレゼンのお手本を見た

4年生









図式は頭の整理

5年生









図式を書くと頭に残る

6年生













図式名人になりました!

6年生









必ず図式名人になるぞ!

6年生












返信の手紙

〜1年生・2年生・5年生の感想に対して〜


 この度は児童の皆さんの事後感想を送っていただき、ありがとうございました。ひらがなを覚えたての1年生が一生懸命、感想を伝えようという気持ちが直接伝わってきて、感激しました。2年生も一人一人、真心こめて書いてくれていることが伝わってきました。

 モグラ・ティラノサウルス・カブトムシ・お化け・おへそ・ミミズ・トカゲ・……、一人一人の子ども達にとって、印象に残った題材はさまざまだったようです。でも、未知の知識を得る喜びは、学問の原点です。こうやって身に着けていく教養は、人間形成に資すると言われています。

 一方、取って置きの「お話」を友達に伝える難しさの体験と、伝える喜びは、そのまま「言語力の育成」に繋がっています。

 話の理解力、保持能力、伝達能力には個人差がありますが、一人一人の児童が全力で立ち向かってくれました。このことが、今回の授業のいちばんの収穫です。児童にとっては、貴重な財産です。

 なかには「聞き取る⇒理解する⇒保持する⇒伝える」名人になることが「勉強が得意になる秘訣」だと書いていた2年生がいて、とてもうれしく思いました。

 なお、一つ一つの題材が終わるたびに図式を投影して見せました。このことが将来「実際に自力で図式を書く」学習への伏線と企図しています。たとえ3年生であっても「図式名人」に認定される、その基盤づくりになっていると位置づけて今回の授業を展開しました。

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 5年生の授業は、(礼状という趣旨を勘案しても)児童の皆さんは授業が「難しかった」けど「楽しかった」という感想が大半でした。現役時代から「力がつかないと授業ではない」「楽しくないと授業ではない」(知的楽しさ)という両輪を目指してきている私です。とても嬉しく受け止めました。

 授業展開にあっては一部、無記入のワークシートがあったことが心に残って(反省して)います。が、大半の児童は真摯に授業に立ち向かってくれました。それが救いでもあり、素晴らしい児童の皆さんだと感心しました。

 感想の中に「先生のプレゼンが分かりやすかった」(=いつもお手本を見せたいと張り切っています)とか、「図式を書くと内容が理解しやすかった」とか、「図式があると伝えやすかった」とか、「もっともっと図式を書きたいです」とか、私のねらっていた趣旨の感想がありました。これはすこぶる私を喜ばせました。

 今後、日ごろの授業において、どんどん図式を導入したり、聞き取った内容を友達に伝えたりする学習を取り入れることによって、児童の皆さんがぐんぐん言語能力を高めていってくれることを願っております。

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