子どもとマスク
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小学校「高学年」向け教材
実施=2022年10月実施


2022.11


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全体像


教材


@ コロナ禍が流行している日本では、保育士はマスクを着けて仕事をしています。しかし、これでは口元を見せることができず、「子ども達と信頼関係を築きにくい」という声が保育士から上がっています。例えば、「よくできたね」とか「えらかったね!」とか褒めても、子ども達には気持ちが伝わりにくいというのです。

A 人間は生まれてから一歳くらいまでの時期、赤ちゃんは人の顔やその動きを見て、表情を学びます。そのとき重要なのが、目・鼻・口の3点です。すべてが揃って、赤ちゃんは「これは顔だ」と理解するようになります。その後、数か月かけて笑ったり、怒ったりといった顔の区別を学習していきます。専門家は、コロナ禍でマスク生活が続くので、赤ちゃんが表情に触れる機会を増やしていくことが、極めて大切だと強調しています。

B 小学校入学前の子ども達に効果がある方法として、明和政子教授(京都大学)は感情を体で表現する方法を提案しています。嬉しかったら「やったー」、悲しかったら「悲しい」と、表情が見えない分、いつも以上に身振り手振りを使って関わることも一つの工夫です。

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合計22分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒図式の文章化(計5分)
 
  ⇒指導者による模範プレゼン(約3分)

  =合計時間 25分以内