培養肉
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小学校「高学年」向け教材
実施=2022年9月実施


2022.10


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全体像


教材


@ 東京大学と食品メーカーの研究グループが、牛肉の細胞を培養(育てて増やす)して「食べられる培養肉」を国内で初めて作り出しました。「培養肉」とは、動物や魚からとった筋肉の細胞を増やして作る肉のことです。グループでは、食べても大丈夫な牛肉の培養肉を作成したということです。

A 作った培養肉は重さが2グラムで、縦4.5センチ、横2センチ、厚さ1ミリのしゃぶしゃぶ肉のような形をしています。本物と同じように筋肉の組織が立体的に再現されています。こうした培養技術で、食べても大丈夫な培養肉が作られたのは国内では初めてです。今年3月29日に東京大学で試食会が行われ、研究者たちが味や食感などを確かめました。参加者は「味はまだ牛肉とは言えないかもしれないが、うまみ成分がじわっと感じられた。」と話していました。

B グループでは、3年後には100グラム程度の培養肉のステーキを実現したいとしています。食肉の生産には広い土地や大量の(牛に食べさせる)飼料が必要です。したがって食用肉が実現すれば、世界人口の増加に伴う食肉不足の解決につながります。さらに、この研究の成果は、ヒトの臓器や血液などを再生する「再生医療」にも応用できると期待されています。

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合計22分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒図式の文章化(計5分)
 
  ⇒指導者による模範プレゼン(約3分)

  =合計時間 25分以内