@ アリの巣は地面の中に造った穴なので、なかなか壊れません。雨が降っても雨水は沁みとおってしまいますから、水もたまりません。地上で風が吹いても、地面の中の巣には何の影響もありません。土の中はまっ暗ですが、アリはお互いに匂いなどで連絡しあうために、明るいところと同じように生活することができます。
A アリの巣は下にのびた通り道と、横に少しふくらんだ幅の広い部屋からできています。しかし、アリの巣はあちこちにのびているので、真っすぐに地面を掘っただけでは、巣の中の様子はよく分かりません。
B 穴の中には、いろんな部屋があります。「エサをためておく部屋」「子供を育てる部屋」「サナギの部屋」などあります。地面の中の巣は一年中温かく、温度が変わりません。とても過ごしやすいところです。