オオミノガ
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小学校「中学年」向け教材
実施=2022年9月実施


2022.10


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全体像


教材


@ ミノムシの幼虫は、初夏に卵から出てきます。すると、生まれた幼虫は親が作ったミノの外へ出て行き、自分でミノを作ります。そして、秋までにいろいろな木の葉っぱを食べて大きくなり、冬は木の枝にミノをくっつけて冬眠に入ります。

A ミノムシは、ただじっと木にぶら下がっているのではなく、移動するときや餌を食べるときは、ミノの上の部分から上半身をのりだして動きます。しかし、鳥などの天敵や人間が近づいてくると、すっと頭をミノに引っ込めます。

B ところで、日本最大のミノムシである「オオミノガ」が、急に数を減らしています。原因は、外国から日本に入ってきた「オオミノガヤドリバエ」というハエです。このハエは、オオミノガがいる近くの葉っぱに小さな卵を産みます。オオミノガの幼虫が葉っぱと一緒にこの卵を食べたら、ハエの幼虫が体の中に入ります。ハエの幼虫はオオミノガの幼虫の栄養を横取りし、翌年の初夏にオオミノガの幼虫の体を突き破って出てくるのです。

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合計22分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒図式の文章化(計5分)
 
  ⇒指導者による模範プレゼン(約3分)

  =合計時間 25分以内