@ 怖いものをすべて「おばけ」と一言でいっていますが、おばけにも「幽霊」と「妖怪」と、二つに区別されます。
A 幽霊とは、死んだ人間の魂(体とは別の存在)のことです。幽霊の存在について答えるのは非常に難しいことです。なぜなら、幽霊は本当にいるという証拠は無いにもかかわらず、「幽霊を見た!」という人がかなりいるからです。したがって、幽霊がいるかいないかは、現在のところ「分からない」と答えるしかありません。
B 今の科学では、幽霊が本当にいることを証明することはできていません。なぜなら、人間は死んだらどうなるのかということは非常に難しく、よく分かっていないからです。また、幽霊を見たという人に話を聞いても、はっきりとした映像として証拠が残っているわけではありません。つまり、「幽霊はいるかいないか分からない」というのが、現在の段階では結論です。
C ところで、妖怪はどうでしょう。妖怪というのは、カッパ・のっぺらぼう・ろくろ首などのことを言います。これらの妖怪は、すべて人間が想像で考えたものです。したがって、これら妖怪は実際には存在しません。