保護色
.

授業対象=3年生
実施=2020年11月実施


2020.12.31


要約学習の部屋に戻る
小学校中学年教材の部屋へ戻る


全体像


教材


@ 植物の葉の上で暮らす昆虫には、緑色をしたものがたくさんいます。木の皮の上で暮らす昆虫には木の皮にそっくりで、なかなか見つけることができない昆虫がいます。このように、動物の体の色や模様が周囲の物に似ていることは、敵から身を隠すのに役立ちます。これを「保護色」と呼んでいます。

A 周りの色に合わせて、体の色を変える動物もいます。カレイは、海の底に降りる前に海の底の色や模様を目でとらえ、着地するとすぐにそれとそっくりに体の表面を変えます。

B 鳥にも同じような例があります。雪の多い地方に住むライチョウは冬、辺りが雪にうずまっている頃には、羽や毛が真っ白です。ところが、春になって雪が解けると、ライチョウは地面の色に似た茶色でまだらの羽になります。こうして、自分をねらう敵の目を逃れているのです。

.



合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

 .


10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)




題材は
イヌとネコ


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
 .

ペットにするなら
イヌがいいか? ネコがいいか?

  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

 .



これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



.