ブタ
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授業対象=3年生
実施=2020年11月実施


2020.12.31


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全体像


教材


@ もともとブタは、人間がイノシシを改良して(人間にとって都合よく変化させて)、家畜(人に飼われている動物)にしました。ブタの鼻が大きいのは、祖先の「イノシシ」の鼻が大きかったからです。それでは、イノシシはどうして鼻が大きいのでしょうか? これは、イノシシがどのようにエサを探していたかに関係があります。

A 野原や森で生活するイノシシは地面の土を掘って、ミミズ・昆虫の幼虫などを食べています。また、木の実・タケノコなども好きです。だから鼻は、地面の中の食べ物をかぎ分けなくてはいけません。土を掘るときには、鼻をスコップのように使います。そのため、鼻は大きくて頑丈になっています。

B 鼻がいい動物としてイヌを思い浮かべますが、ブタもかなり優秀です。例えば、フランスでは「トリュフ」というキノコを見つけるのは、ブタの仕事です。ブタは森を歩きながら匂いでこのキノコを見つけることができるのです。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)




題材は
イヌとネコ


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
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ペットにするなら
イヌがいいか? ネコがいいか?

  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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