日本の始まり
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授業対象=3年生
実施=2020年11月実施


2020.12.31


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全体像


教材


@ 今から2千年以上も昔、日本には「小さな国」がたくさんあり、これらの国が次第にまとまってきました。こうしてできた国は、最初は「ヤマト」という名前でした。
このころ中国人は日本を「倭の国(わのくに)」と呼んでいました。「倭」というのは、中国語で「非常に小さい」という意味です。日本よりはるかに長い歴史をもつ中国から見ると、その頃の日本というのは存在感のない小さな国にすぎなかったのです。

A ところが、だんだんヤマトの国も大きくなり、国としての力をつけてきました。今から1400年ほど前、ヤマトの国の聖徳太子という人が中国に手紙を書きました。この手紙には「ヤマトの国」ではなく、「日出づる処」という言葉が使われています。「日いづるところ」というのは、太陽が出るところという意味です。中国から見て東にある日本は、「太陽が昇るところにある国」という意味だったのです。この「日いずるところ」が、「日の本」、そして「日本」というように変わっていったと考えられています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)




題材は
イヌとネコ


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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ペットにするなら
イヌがいいか? ネコがいいか?

  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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