動物の笑い
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授業対象=小学校4年生
実施=2020年10月


2020.9.7


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全体像


教材


@ 笑う動物は、ヒト・チンパンジー・ゴリラなど類人猿だけだと言われています。イギリスの有名な生物学者ダーウィン(1809〜1882)は、ヒト以外の類人猿が笑い声を出すことに気づいていました。ただし、ヒトのようにゲラゲラと大声で笑うのではなく、ハーハーとあえぐような声を出します。

A わたしたち人間が笑うときは、ゲラゲラと声を出す笑いだけではありません。声に出さない「ほほえみ(スマイル)」の場合もあります。人間は顔に表情をつくる筋肉が発達しているので、ほほえむことで相手に嬉しい気持ちや機嫌のよいことを伝えることができるのです。

B イヌやネコは、声を立てて笑うことはしません。ヒトのようにほほえむこともありません。それでも、イヌやネコが機嫌がよく楽しそうにしていることは、わたしたちにも伝わってきます。イヌは楽しそうにしているとき、しっぽを振ります。ネコは満足しているとき、ごろごろとのどを鳴らします。イヌやネコは、顔では笑いません。その代わり、笑いたくなるような気持ちを体で表しているのです。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ






この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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タイトル
マイクロプラスチック問題と
レジ袋有料化
(2020.7.1〜)





レジ袋有料化の後
商店ではマイバッグ万引きが急増
その対策を考えよう!


  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の考えを図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
身の回りに存在する
さまざまな事象に関心を持ち
自分なりの打開策を考える。
大事にしたい学習です。



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