ゾウの耳
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授業対象=小学校4年生
実施=2020年10月


2020.9.7


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全体像


教材


@ ゾウは気温が27度を超えると、耳を立てて動かし始めます。32度を超えると耳をしょっちゅう動かすようになります。ふつう体の温度を下げるには人間のように汗をかいたり、イヌのようにハアハアと息をしたりします。でも、ゾウは違います。

A 人間は、汗をかいて体温を下げています。そのために、汗をかいたらしっかり水を飲む必要があります。しかし、ゾウが生活している場所はそんなに水はありません。水の補給ができなかったら、死んでしまいます。また、犬のようにハアハアと息をするためには、ゾウは鼻が長すぎます。空気を鼻から吸って、口から出すことができません。

B そこでゾウは、耳をバタバタさせる方法で体温を下げているのです。ゾウの耳には、細い血管が網の目のようにはりめぐらされています。体から流れてきた血液を、空気に当てて冷やす仕組みになっています。テレビなどで、ゾウが耳をバタバタさせているのを見ることがありますが、あれは耳を動かして体の熱を逃がしているところなのです。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ






この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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タイトル
マイクロプラスチック問題と
レジ袋有料化
(2020.7.1〜)





レジ袋有料化の後
商店ではマイバッグ万引きが急増
その対策を考えよう!


  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の考えを図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
身の回りに存在する
さまざまな事象に関心を持ち
自分なりの打開策を考える。
大事にしたい学習です。



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